長期投資における割安度合いをこれで測定!PEGレシオ
みなさん、PEGレシオってわかりますか?
長期投資におけるPEGレシオの使い方をどれだけ理解していますか?
正直に言うと、私はよくわかっていません!
そもそもPEGレシオがどのような指標かもわかっていません。
今回、この記事ではPEGがどのような指標であり、長期投資においてどのように役立つのかを、私の勉強のアウトプットとしてご紹介します。
読んでくれた方々が、より良い投資判断ができる助けになればうれしいです。
ぜひ最後まで読んでください!
PEGレシオとは?
PEGレシオとは、「Price Earnings Growth Ratio」の略で、企業の中期的な利益成長率を加味して株価の水準を測る指標です。
PEGレシオ = PER / EPS成長率(1株当たり利益成長率)
PEGレシオは予想株価収益率(PER)を一株当たりの予想利益成長率で割って算出され、PEGレシオが1倍以下なら割安、2倍以上なら割高と言われています。
PEGレシオは、PERだけ見ると割高に見える株も、企業の「成長性」が高い場合、割安と判断されることもあります。
例えば、
PER10倍の銘柄の予想成長率が10%ならば、
10÷10=1倍
PEGレシオ:1倍であり、株価は妥当な価格といえます。
次に、PER10倍の銘柄の予想成長率が20%ならば、
10÷20=0.5倍
PEGレシオ:0.5倍であり、株価は割安な価格になります。
PER10倍の銘柄の予想成長率が 5%ならば、
10÷5=2倍
PEGレシオ:0.5倍であり、株価は割高な価格になります。
といったようにPEGレシオ用いて株価の割安度合いを測ります。
長期投資におけるPEGレシオとは
PEGレシオは、PERに近未来の成長率を加味した指標です。
例えばEPS成長率が50%ある企業のPERが50だとします。
PERだけを見るとPER50は非常に高く、割高に考えられます。
ですが、EPS成長率50%で成長した数年を考えると、現在のPERは割高と言えるでしょうか?
成長率50%、株価1000円、EPS20円で今後株価が変わらない場合の、今後3年間のEPSと予想PERはの値を出してみます。
- 現在 株価1000円 EPS20円 PER:50
- 1年後 株価1000円 EPS30円 PER33.3
- 2年後 株価1000円 EPS45円 PER22.2
- 3年後 株価1000円 EPS67.5円 PER14.8
どうでしょう。PER50倍と割高に見えても、3年後を考えるとPER14.8と比較的手頃な価格であるように思います。
このことからわかるのは成長率のある企業は、今PERが高く割高に思えても数年後は妥当な価格になるということです。
結果、PEGレシオは今後数年企業の成長を考えた時に今の株価は割安・割高を判断できる指標、PERに近未来の成長率加味した指標になるということです。
PEGレシオの注意点
PEGレシオを使う時の注意点は、企業の成長率の見極めです。
特に長期投資では企業の成長に投資します。
成長率の見極めを間違えると、妥当な株価で株を購入できないことになります。
PEGレシオを用いて数年先の割安度を判断する前に、企業が安定して成長し続けるか、企業の成長率の見極めに注目する必要があります。
私たち投資家が成長率を予測する方法は以下の4つです。
- 過去数年分の成長率を今後3年間に当てはめる
- 企業の中期目標数字を根拠とする
- アナリストのコンセンサス情報から逆算する
またいくら予想をしても経済・市場によって、予想通りの成長をするとは限りません。
その都度、予想成長率・PEGレシオを計算し直し評価していく必要があります。
長期投資するならPERよりもPEGレシオ
今回、PEGレシオについて勉強しました。
この記事を書きながらもPEGレシオについて正しいことを言えているのか、とても不安です。
ただ企業の成長に期待して投資をする長期投資においてPEGレシオは、とても役立つ指標だというのはわかりました。
そして今のPERが高いからといって、必ずしも割高株ではないというのもPEGレシオを学んで理解できました。
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