ROEを理解して長期投資を有利に進める
みんな!ROEってわかる?
長期投資におけるROEの重要性をどれだけ理解していますか?
正直に言うと、私はよくわかっていません!
そもそもROEがどのような指標かもわかっていません。
今回、この記事ではROEがどのような指標であり、長期投資においてどのように役立つのかを、私の勉強のアウトプットとしてご紹介します。
読んでくれた方々が、より良い投資判断ができる助けになればうれしいです。
ぜひ最後まで読んでください!
ROEとは? 企業の稼ぐ力
ROEとは、自己資本利益率(Return On Equity)の略で、企業が株主から受け取った資本でどれだけ効率的に利益を上げているかを示す重要な指標です。
ROE = EPS(当期純利益) / BPS(自己資本) で求められ、ROEの数値が高いほど、投資家が投下したお金を効率的に利益を上げていることを意味します。
企業が持っているお金(自己資本)でどれだけの利益を上げているのか(EPS)がわかる、企業の経営効率、収益性を図る指標になります。
長期投資におけるROEの重要性
長期投資においてROEは重要です。
ROEが高い企業は、効率的な資本運用と安定した収益性を持つことが多く、これは持続可能な成長への道を示しています。
例えば、長期的に見て高いROEを維持しているのなら、その企業は経営効率が良いビジネスモデルを採用していることになります。
結果、株主にとって長期的なリターンをもたらす可能性が高く、持続的な企業価値の成長が期待できます。
また、財務レバレッジが低いのにROEの高い企業は、収益性の高い高収益企業、もしくは資産回転率が高い、高効率企業と言えます。
ROEは ROE = 売上高純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ という計算式でも表せます。
- 売上高純利益率は、純利益 / 売上高
- 総資産回転率は、売上高 / 総資産
- 財務レバレッジは、自己資本比率の逆数で、総資産 / 自己資本
ROE = (純利益 / 売上高) × (売上高 / 総資産) × (総資産 / 自己資本)
となります。
それぞれの分母分子で同じものがあれば消せますから、
売上高と総資産が消えて
ROE = 純利益 / 自己資本 となります。
ですので、ROE = 売上高純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ で表せます。
この計算式からわかる通り、財務レバレッジが低く、ROEの高い企業は、収益性の高い高収益企業、もしくは資産回転率が高い、高効率企業と言えます。
ROEを活用した具体的投資戦略
ROEが高い企業は、効率的な資本運用と安定した収益性を持ち、持続可能な成長の可能性が期待できる企業です。
ROEの高い企業を分析する場合、純利益率、回転率、財務レバレッジを分解すると、その企業の強み(稼ぐ力)やリスクが見えてきます。
例えば、ROEが8%のA社、B社、C社の3社があるとします。
A社・B社・C社は同じROE20%ですが、純利益率・回転率・財務レバレッジが異なります。
- A社 純利益率:20% 回転率:1.0回 財務レバレッジ:1倍
- B社 純利益率:0.02% 回転率:1000回 財務レバレッジ:1倍
- C社 純利益率:2% 回転率:1回 財務レバレッジ:20倍
高いROEを持つ、要は稼ぐ力がある理由は、A社は高収益企業、B社は高効率企業、C社は高い財務レバレッジを持つからです。
このようにROEを分解してみることで、企業の収益性・資金効率・財務レバレッジがわかり、企業がどのようにして稼いでいるのかが見えてきます。
ROEで企業がどうやって稼いでいるかがわかる
改めてROEについて勉強し直しました。
ROEは企業の収益力を判断するのに適した指標であり、ROEの内容を解析することで、企業の収益性・経営効率・レバレッジがわかり、企業の強みやリスクが明らかになります。
長期的にROEを高く維持している企業は、持続的な企業成長に期待できる企業です。今回学んだROEにも意識を向けて、魅力的な投資先を探してみようと思います。
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