テンバガー発掘に【PER】は関係するのか?それよりもEPS
「テンバガーを発掘するときにPERはどのように考えればいいのか?」と疑問に思い考えてみた。
結論、私の考えはPERが低く割安で購入ができれば、割安度合い解消されるとともに株価上昇を期待できるが、テンバガー達成は難しい。
なぜならテンバガーに至るためにはPERよりもEPSが大切だからです。
株価を決める要因にPERとEPSがあります。
この2つからテンバガー達成に必要な条件にPERは重要なのか、なぜPERはよりもEPSが大切なのか説明します!
株価を決める計算式からPERとテンバガーの関係を考える
株価を決める要因はこの式で表せられます。
株価 = PER × EPS
株価を決めるPERとEPSこの2つがテンバガー達成にどのように影響するかを考えていきます。
まずPERに付いてから考えます。
優良企業がPERが低く(割安で)あれば、市場からの注目を浴びれば自然とPERは上昇し株価上昇を期待できます。
それが次第と人気となりPERが20.30倍まで上昇し株価上昇をする場合があります。
その場合市場からは人気株と評価を受けるが、企業業績に対しPERが高くなりすぎており業績見合った評価を受けた株価ではありません。
そのため株価高値は一時的でありテンバガーを達成してもすぐに株価下落をしてしまう。
それが最近でいうペッパーズフードです。
立ち食いステーキというムーブを受けて株価7000円台に上昇をしたが、その後ムーブが終わった後は株価100円台になりました。
このようにPER基準でテンバガーを探そうとすると株価上昇は一過性過ぎず持続性がありません。
私の求めるテンバガーは時間をかけて業績を上げ続け価値を上げた企業です。
次はEPSについて考えます。
EPSは、企業業が提供するモノやサービスがその市場にマッチした瞬間、EPSの上昇率は数倍以上になる可能性があります。
加え成長率が良いに越したことはないが、長期にわたり確実に業績を上げ続けることがEPS上昇伴う株価上昇は、企業価値を適正に受けた株価になります。
そのためPERのように不人気になったことによる株価急落はなく、高値の株買い時に期待できる。
例えばモノタロウです。
モノタロウは上場後は株価100円もないボロ株でした。
しかし確実に業績を上げ続け20年で売上高は過去10年で約9倍、営業利益は12倍に伸び100倍株に達成ししました。
ここからわかるのは、時間をかけて成長する企業はテンバガーになり得るということである。
要するにテンバガーを発掘するには時間をかけて成長する、EPSの成長に注目することが大切だといえます。
テンバガーには企業の成長が大切。だからPERよりEPS
株価を決める計算式 株価 = PER × EPS から、テンバガー発掘にはPERよりもEPSが大切だと説明しました。
最後に、企業価値を評価するDCF法は、企業価値 = 現在のCF / リスク ー 永久成長率 で計算できる。
この計算式においてリスクは長期投資を行えば低くできます。
さらにこの計算式に当てはめて考えると永久成長率が高い企業が(EPS成長率が高い)企業が企業価値が高いと評価できます。
このことからテンバガー発掘においてEPSが大切だとわかります。
だから私は長期投資にわたるテンバガー発掘を狙うのであれば、PERではなく企業の業績や成長性から今後EPS上昇を期待できる企業へ投資をしようと考えています。
そして急成長するテンバガー発掘には地味な分析が必要です。
日本にテンバガーの言葉が広まるきっかけになったピーター・リンチのバリュー株長期投資法に基づき、日々、当ブログでテンバガー発掘をしています!
テンバガー発掘は単純なものではありませんが、正しい知識と地道さがあればいつか必ずテンバガーを見つけられると信じています!
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