企業分析:JCRファーマ(4552)の強み・弱み
テンバガーを見つけるためには、『これだ!』と直感できる企業を発見することが重要です。
今回、バイオ医療分野における医薬品の研究開発を行う会社「JCRファーマ」ををご紹介します。
この記事では、「JCRファーマ」の企業概要とその隠れた強み、さらにリスクや弱点も分析し、この会社が将来テンバガーになる可能性について考えます!
ぜひ最後までお読みください!
JCRファーマはどのような企業なのか?
JCRファームはバイオ医療分野における医薬品の研究開発および販売を行う会社です。
主に成長ホルモン製剤やバイオ後発薬などの医薬品の製造販売を行っており、業績は安定しています。
JCRファーマの特徴は、血液脳関門を通過する技術「J-Brain Cargo」を持っていることです。
この技術を使い、タンパク質に起因する希少・難病であるライソゾーム病の治療薬の研究開発に注力しています。
JCRファーマの経営方針は?
JCRファーマは2023~2027年の中期経営計画を発表し、5つの取り組みを発表しました。
その中の主な取り組みは、J-Brain Cargo技術を用いた新薬の開発と、この技術のアップグレードです。
新薬の開発
J-Brain Cargoを活用し、世界で初めて有効成分を脳内に届ける技術を実用化した、ライソゾーム病治療薬イズカーゴがあります。
さらにこの技術を用いて、ライソゾーム病治療薬の開発を進めるだけでなく、他の臓器・疾患をターゲットとした創薬開発も進めています。
現在、グローバルな製薬会社との協力関係を結び、研究開発を進めています。
J-Brain Cargo技術のアップグレード
J-Brain Cargoは脳に存在するバリア機構を通過する独自の技術です。
この技術を進化させ、眼や骨格筋・軟骨など、従来技術では薬剤を届けるのが難しい組織への薬剤の届けを可能にする次世代のJ-Brain Cargo技術の開発を進めています。
JCRファーマの戦略では、まずライソゾーム病領域に注力し、その研究開発で培った知識と経験を基に、さらに大きな市場規模の疾患をターゲットとして拡大を目指しています。
JCRファーマ強み
JCRファーマの強みは、自社の技術を希少疾患であるライソゾーム病領域に集中することで、連続的に開発を続けられるビジネスモデルを持っていることです。
医薬品市場では、競合他社とのシェア争いや後発品への切り替えによる利益減少のリスクがあります。
しかし、自社の得意分野に絞ることで、これらの問題に対処できるようにしています。
このビジネスモデルは、JCRファーマの大きな強みです。
JCRファーマ弱み
JCRファーマの弱みは、開発中の薬が承認され、患者に提供されるかどうかの不確実性です。
医薬品は、有効性と安全性が厳格な審査を経て承認される必要があります。
そのため、開発中の薬の有効性や安全性が認められない場合、開発費用が無駄になるリスクがあります。
また、様々な企業と提携して研究開発を進めていますが、不透明な研究結果によって提携関係が打ち切られる可能性もあり、研究開発の中止や企業全体への影響が起こる恐れがあります。
ビジネスモデルはいい。理念に共感できる!
JCRファーマは、希少疾患に特化し薬の研究開発を進める企業です。
業績は安定しており、自社の強みを生かした経営方針は優れています。
ただし、医薬品ベンチャー企業のため、開発が成功するかどうかは不確実です。
この点を考慮すると、投資にはギャンブル的な要素が含まれているため、強くオススメするのが難しいです。
しかし、JCRファーマの理念やミッションには共感でき、人に貢献するための努力が感じられます。
社員を大切にし人材育成に注力していることも評価できるため、個人的には応援したい企業です。
興味を持たれた方は、JCRファーマについてさらに調べてみてはどうでしょうか?
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