企業分析
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企業分析:サンクゼール(2937)の強み・弱み

2937 Saint Cousaire Featured Image
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安定して資産を増やすには『これだ!』と思える企業を探し出すしかない!

当ブログは隠れた価値ある企業を探すブログです。

今回、多様な独自の食品ブランドを展開する「サンクゼール」をご紹介します。
この記事では、「サンクゼール」の企業概要とその隠れた強み、さらにリスクや弱点も分析し、この会社が大きく成長する可能性がある企業か考えてみます!

ぜひ最後までお読みください!

サンクゼールはどのような企業か

サンクゼールは、日本の食品製造および小売業の企業です。
その特徴は、数々の独自性あるブランドを核に、それぞれのブランドに合った独自商品を販売していることです。

主にジャム、パスタソース、ワインなどの洋食材を中心とした「サンクゼール」ブランド、和食材を中心とする「久世福商店」ブランド、そしてアメリカ市場をターゲットにした「Kuze Fuku & Sons」ブランドを展開しています。

独自性あふれるブランドを構築し、それぞれのブランドが異なる特徴と顧客層を対象としています。

サンクゼールの経営方針は?

サンクゼールの特徴である食のSPAモデルを展開し、多様な販売チャンネルで得た顧客のフィードバックを商品開発につなげ、自社工場で製造・販売をする。

この一連のサイクルを繰り返し行うことで、顧客のニーズに寄り添った厳選された商品開発を目指、提供する商品のブランド価値向上を目指します。

ブランドのコアなファンの増加・それに伴う売上の向上、また新たなブランド「MeKEL」を同社の第3の柱として立ち上げ、事業の柱の確立。
グローバル事業は、アメリカ・アジア地域におけるプレミアム日本食としての独自ポジションの確立、それに向けてM&Aを積極的に行う方針になっています。

サンクゼールの強みとは?

ブランド設計力

サンクゼールは複数のブランドを立ち上げ、それぞれに異なる価値を提供することでより多くの顧客ニーズを満たし、企業価値を高めようとしています。

その一環としてマーケティングに非常に力を注いでいます。
店舗に来客した客の声を直接聞き、即座に販売に反映させる仕組み、公式専用アプリを用いた顧客の購買行動の分析。
そしてアプリ会員である一部の顧客に対しては「Fan-Based Community」コミュニティプログラムに参加してもらい、よりコアなファンから顧客のニーズを具体的に把握・フィードバックできる仕組みを作っています。

このようにマーケティングを駆使して、同社のブランド力を高め、多くのコアなファンを増やそうとしています。

独自性の高い商品開発力

サンクゼールのビジネスモデルは、食材の仕入れから製造・販売まで自社で行なう食のSPAモデルを展開しています。

各地優れた生産者と直接契約を行い、高品質な食材を仕入れることができるほか、自社工場で製造、店舗・ECサイト・大型スーパーなど幅広いチャンネルで自社商品を販売できます。

このビジネスモデルを展開することで、高品質な商品を作るだけでなく、同社のブランドイメージと顧客のニーズに合わせたより良い商品を提供できます。

サンクゼールの弱みとは?

ブランド力を維持・向上できるか

サンクゼールの企業成長において、「ブランド力向上」が鍵となっています。

マーケティングの強化や独自性の高い商品開発を行い、ブランド力を高めていますが、ブランドの独自性と魅力を継続的に高め、顧客の心をつかみ続けられるかは、サンクゼールの大きな挑戦です。

また、サンクゼールは多様なブランドを管理しており、それぞれのブランドの個性と市場ポジションを維持することも重要です。
複数のブランドを有すると、各ブランドの特性を活かし一貫性を保つことが難しくなります。

顧客のニーズや市場環境も日々変化しているため、変化する環境の中でブランド力を維持し、さらにそれを向上させられるかは注目される点です。

新たなブランドの定着

サンクゼールはアジア地域の商品を取り扱う「MeKEL」と、国外事業としてアメリカで「Kuze Fuku & Sons」というブランドを立ち上げ、展開を進めています。

「MeKEL」はより顧客の日常に親しい常温・冷凍食品を提供し、新たな顧客層を獲得し始めました。
それに加え、アジア地域の食品を取り扱うことで、さらに独自性と多様性を高めようとしています。
ですが、過去にアジア地域の食品はブームになるものの持続的に売れ続けることは少なく、MeKELも顧客に受け入れられるか不安があります。

また、アメリカで進めている「Kuze Fuku & Sons」も同様です。
日本製の製品を前面に出しブランド力を高め、販売をしておりアメリカの市場に受け入れられれば大きな成長を見込めますが、事業展開の難しさや競争の激しさを考えると「MeKEL」と同様の不安があります。

サンクゼールは同社のブランド力を活かし事業展開を進めています。
同社のブランドが市場に受け入れられるかは、経過を見て判断する必要があります。

【結論】サンクゼールは未来の無印良品か?

サンクゼールは食材の仕入れ・製造、自社ブランド商品を販売することでブランドイメージを高め、成長を目指す企業です。

私がサンクゼールを調べたきっかけは、たまたまスーパーで久世福商店の商品を見たことがきっかけで、久世福商店の和の落ち着いた高級感あふれる商品に心惹かれたからです。

サンクゼールを調べた結果、自社でブランドを立ち上げ、ブランド力を高めることによる企業成長を目指していることがわかりました。
狙い通り、同社のブランドイメージが私の心に届いており、マーケティング戦略と顧客ニーズに合わせた商品開発の成果だと感じます。

サンクゼールのブランドは、将来的に無印良品(良品計画)のようなブランドに成長する可能性があると期待しますが、ブランド力を確立・向上させるには長い時間と多くの労力が必要です。
無印良品が10年・20年の期間をかけてブランド力を高めてきたことを考えると、上場して数年のサンクゼールはまだ実力不足のようにも感じられます。
ただし、確実にブランド力が高まれば、高額な価格でも購入する顧客が増え、安定した売上と高い利益率を維持し、大きく成長する可能性があります。

サンクゼールの独自の商品開発力を活かしブランド力を高める事業戦略は非常に筋が通っており、応援したくなる企業です。

興味を持った方は、ぜひサンクゼールについて調べてみてください!

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