企業分析:クボタ(6326)の強み・弱み
テンバガーを見つけるためには、『これだ!』と直感できる企業を発見することが重要です。
今回、世界トップレベルの農業機械を作る「クボタ」ををご紹介します。
この記事では、「クボタ」の企業概要とその隠れた強み、さらにリスクや弱点も分析し、この会社が将来テンバガーになる可能性について考えます!
ぜひ最後までお読みください!
クボタとはどのような企業なのか?
クボタは日本の大手企業で、主に農業機械、重機械、水処理システム、建設機械などを製造・販売している企業です。
1880年に創業され、その後100年以上の歴史を持ちます。
特にトラクターや田植え機などの農業機械で知られており、世界中でその製品が使用されています。
海外においても非常に強い影響力を持っており、特にアジア、アメリカ、ヨーロッパにおける事業展開が目立っています。
クボタの経営計画
中期経営計画では、2025年までの5年間を2030年を見据えた長期ビジョンの実現のための土台作りと位置づけ、5つのメインテーマを掲げています。
主な内容には、既存事業の売上・シェア拡大に加え、2022年に買収したインドの企業とのシナジーを活用し、世界最大のトラクタ市場であるインドでのシェア拡大を目指しています。
さらに、投資原資の確保と収益性の向上を両立させるため、利益率の向上とDX化を含む経営体制の改革を進めています。
クボタの強み
インドとのシナジーが強い
インドは世界トップの耕地面積を有し、2028年までに100万台のトラクター市場に到達する見込みです。
クボタは2022年、約1400億円を投じてインドのトラクター大手エスコーツ(現エスコーツクボタ)を買収しました。
エスコーツの低価格製品の供給能力とクボタの高品質農機の製造力を組み合わせ、低コストで高品質な農機製造を目指しています。
世界シェア拡大の可能性
農耕事業は、インドだけでなくアジア・アフリカなど世界各地で拡大しています。
日米欧では既に農業の機械化率がほぼ100%に達しているため、市場の大幅な拡大は期待できませんが、インドやアセアンではまだ機械化の余地が残っており、アフリカでは米の生産量増加のためトラクター需要の増大が見込まれています。
クボタの弱み
過去には製品供給が追いつかず、アメリカでの販売会社の在庫が一時的にゼロになる事態が発生しました。
原因は、コロナ禍による巣篭もり需要の増大と、日本製造に依存した部品調達です。
これに対し、クボタは日本からの供給に依存せず、世界各地での部品調達が可能な生産体制の見直しを進めています。
また、非効率な生産計画も問題とされ、2022年の決算説明会で社長が生産計画の立て方に問題があったことを認めました。
中期経営計画では、利益率改善を掲げていましたが、非効率な運営と原材料の高騰により、増益が見込めず減益に陥っています。
計画では、500億円を投じてDX化を進め、効率化を目指しているものの、その経過は見守る必要があります。
結論
クボタは、農業に不可欠なツール(トラクターなど)を提供し、世界各地での販売能力を持っています。
売上構成比の7割が海外であり、インド企業の買収により、その存在感はさらに強ままっています!
さらにインド、アセアン、アフリカなどでの市場開拓の余地が大きく、企業体制が強固であれば、さらなる企業成長が期待できます。
生産体制の見直しや効率性低下の問題に取り組む姿勢から、現在は市場開拓を強化するための企業内改革を進めています。
クボタに関して興味を持った方は、ぜひ詳しく調べてみてください。
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